一般財団法人医療福祉経営評価研究機構は、医療系知識技能を一定以上有する者を審査の上で認定し下記の称号を付与する制度を創設しました。
認定する資格は次の5種類です。
Ⅰ 統合医療専門医
近代西洋医学と東洋医学、補完医療等を統合する医療はこれからの医療として注目を上げつつあります。統合医療は、近代西洋医学と東洋医学等を併用する医療ではなく両医学を体系的に捉える医療ですが、未だ学問体系は確立されておりません。エビデンスに基づく統合医療の研究が急がれています。統合医療の一定以上の知識を有する医師資格者を、統合医療専門医として認定致します。
Ⅱ 総合医療カウンセラー
我が国ではカウンセリングは精神疾患のみに利用され肉体疾患には利用されません。そのために公認心理師、臨床心理士等の資格者がカウンセリングを行いますが、肉体的疾患には有効なカウンセリングは行いえないと考えます。そして、肉体的疾患も精神的原因により発症することも少なくありません。当連合学会が認定する総合医療カウンセラーは、総合医療と名付けてあるとおり、肉体的疾患にもその治療の一環としてカウンセリングを行います。さらに、ソーシャルワーカーとしての役目も担当し総合医療のカウンセラーと同時に総合医療のコンサルタントでもあります。まだ、生まれたばかりの制度ですので医療業界及び一般社会に受け入れられておりませんが未来に向けたこれからの医療技能資格と考えております。
Ⅲ 認定医療代理人
認定医療代理人は、終末期医療(ターミナルケア)の場合に、患者本人の意思表示ができる状態の時に予め医療代理人に延命医療等の意思を委任し、延命治療を拒否する意思表示を医療機関に医療代理人が伝えます。それでも家族が延命治療を希望する場倍は、家族の意思を原則として尊重します。認定医療代理人は、特定行政書士で、事実証明委員である必要があります。医療代理人は厚生労働省の「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」を参考に患者の意思決定を尊重します。
Ⅳ リスク管理専門員(病院)
日本ビジネス・マネジメント学会、一般社団法人日本経営学会連合が共同で認定する資格ですが分野が病院の場合は、重ねて当連合学会の認定が必要になります。病院におけるすべての分野のリスク管理を専門とします。公益社団法人全日本能率連盟の認証資格でもあります。
Ⅴ 医療ビジネスコンサルタント(病院経営)
前項と同様に、日本ビジネス・マネジメント学会、一般社団法人日本経営学会連合との共同で認定する資格で、公益社団法人全日本能率連盟の認証資格でもあります。病院経営の分野は当連合学会の認定が重ねて必要になります。
① 当連合学会の医療技能資格の特別認定には㈶医療福祉経営評価研究機構で認定された資格者の中からより優れた技能者を次の認定条件で認定致します。。
1、当連合学会の実施する医療技能認定試験に合格した者
2、当連合学会が指定した教育機関の教育を修了した者
3、医療技能実施経験を有し、認定審査会で認められた者
② 全てのこの認定制度に特定認定と普通認定の2種類の認定制度とします。
1、普通認定、2種認定は、一般財団法人医療福祉経営評価研究機構が認定致します。
2、特定認定、特種認定、1種認定は、一般社団法人日本臨床医学情報系連合学会が行います。
※ 被認定者は、認定前に日本臨床医学情報系連合学会に所属する必要があります。
※ 費用負担を少なくするために、でき得る限り、試験に合格して認定を受けるか実務、臨床経験により認定を受けることを推奨いたします。